紫陽花~祇園新橋あたり

アジサイは、日本原産の花。

漢字では紫陽花と書きます。でも、これは本来はアジサイを意味するものではなく、唐の詩人白居易が別の花に付けた名前が、平安時代に誤って伝わったとのことです。でも、漢字の字面をみる限りでは、ぴったりのように思います。

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今の一般的なアジサイは、ガクアジサイという古い品種を品種改良したセイヨウアジサイです。でも、ガクアジサイも、よく見ることができます。周辺に平べったい装飾花があって、額のように見えるので、そう名付けられました。

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普通、花と思われているのは、実はガクです。本当の花は、小さく目立ちません。ガクが装飾花となって、色とりどりに目を楽しませているわけです。

水色、紫色、紺色など、青系統の色彩のものが多いですが、白やピンク色のものもあります。

先日、京都に行ってきましたら、祇園新橋のあたりにも、アジサイがきれいに咲いていました。

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「かにかくに 祇園はこひし 寝るときも 枕の下を 水のながるる」という、意味深な吉井勇の歌碑もあります。ほんま、女好きどすなー。やらしいわあ。

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ちょうど前日夕方から雨になり、朝まで雨が降っていました。8時過ぎには止んでいましたが、雨のあとの木々の緑が美しく、しっとりした感じでした。

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あたしも、そういうしっとりした女になりたいな。ちょっと、無理か。

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