丹波って、そんなに田舎?
これは、丹波に昔からあった「みつ節」という民謡を、東京に寄宿していた丹波の学生がよく歌っていて、千葉の海水浴場で東京の一高の学生と合宿したときに、コラボレーションで生まれたようです。だから、明治にできた新しい民謡。
酒は飲め飲め 茶釜でわかせ
ア ヨイヨイ
お神酒あがらぬ 神はない
ヨーイヨーイ デッカンショ
ア ヨイヨイ
お神酒あがらぬ 神はない
ヨーイヨーイ デッカンショ
寒さしのんで 作りし酒で
ア ヨイヨイ
春は三三九度の式
ヨーイヨーイ デッカンショ
ア ヨイヨイ
春は三三九度の式
ヨーイヨーイ デッカンショ
・・・
丹波の人が「山家の猿」ですって? 失礼な、というか自分で歌っちゃ駄目だって。
丹波は確かに田舎ですが、文化程度は高いと思いますけど。でも、昔から京都の人は丹波から出稼ぎに来ている人を小ばかにして、田舎もんだと言っていたようです。でも、丹波の人は働き者で、歌にもあるように灘の酒造業でも、丹波杜氏の存在は欠かせなかったのです。
だけど、この「デカンショ」って何?
デカルト、カンショ、ショーペンハウエルの略だといいますが、単純にドッコイショがなまったともいいます。
丹波の人はよく出稼ぎしていたので、「出稼ぎショ」が「デカンショ」になったという説も。
これが出来た最初の頃は「デッコンショ」と表記されていたそうですから、単純にドッコイショがなまったというのが正解かも。
デカルト、カンショ、ショーペンハウエルの略だといいますが、単純にドッコイショがなまったともいいます。
丹波の人はよく出稼ぎしていたので、「出稼ぎショ」が「デカンショ」になったという説も。
これが出来た最初の頃は「デッコンショ」と表記されていたそうですから、単純にドッコイショがなまったというのが正解かも。