兵士のバラード

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2005年のモスクワで行われた勝利の日のパレードの映像をみていて、無茶苦茶しぶい音楽が流れていたので、何という曲か調べましたら、「兵士のバラード」というものでした。
 
これは1959年の映画のために作られたものですが、原題はБаллада о солдате、
作曲: V.ソロヴィヨフ=セドイ (Соловьёв-Седой, Василий Павлович)
作詞: M.マトゥソフスキー (Матусовский, Михаил Львович) というものです。
 
なにしろセドイさん作曲ですから。 他にもセドイさんは、「モスクワ郊外の 夕べ」「兵士の旅路」とか作曲しています。
 
映画で歌うシーンがYouTubeにありました。 アコーディオンを弾き、歌う兵士たち。 傍らでは別の兵士がピストルを分解して手入れしながら、同僚と戦闘のことなどを語り合っています。 歌自体は行軍する兵士が黙々と行く様、戦闘で友を失いながら、自分たちは風雨にも構わず進んでいく、思いだすのは故郷の白樺林、でもまた別のスモレンスク郊外などでの戦闘で敵を倒して進んでいくといったことなのですが、すごく情感があふれています。
 
 
旧ソ連の大歌手、エドゥアルド・ヒルさんも歌っています。 力強い歌声です。
 
 
こちらも、目茶苦茶かっこいい。 エドゥアルド・ヒルさんは、こういった歌だけでなく、意外にコミカルな歌も歌っていました。 1970年頃にすごく活躍された方で、今は75才くらいでしょうか。
 
なお、本文と関係ありませんが、本日ロシア正教会の東京復活大聖堂、要はニコライ堂に行ってきます。 ニコニコ堂じゃないよ。