タチアナ・オフシエンコさんの「求むるは勝利のみ」(Нам нужна одна победа)

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今年の勝利の日に記事をアップするのを忘れていました。
 
月日のたつのは早いもんで。 そういえば、もうすぐ臨時給与の日、なーんてね。 ナチス・ドイツポーランドに攻め込んで以来、第二次大戦ではとんでもない数の人がなくなりました。 身近な人もなくなる、そのなかでの勝利、もう疲れきって、とにかく勝たねばという信念というか、執念を歌にした(といってもだいぶ後からですが)のが、、「求むるは勝利のみ」(Нам нужна одна победа)でしょうか。
 
ところで、ちょっと前の勝利の日ですが、タチアナ・オフシェンコ(Татьяна Овсиенко)さんが、「求むるは勝利のみ」(Нам нужна одна победа)を歌っていました。
これは「我らの第10空挺大隊」 「空挺軍行進曲」ともいいます。
 
軍歌というより、戦後になって作られた映画音楽なのですが、これで赤の広場で行進したりしていますから、やっぱりその手の音楽かな。
 
これをタチアナ・オフシェンコさんが歌うのも変な感じですが、旧ソ連やロシアの歌手で有名な人は、たいてい勝利の日で歌っていますので、別におかしくもないかも。
タチアナ・オフシェンコさんは、ウクライナキエフ生まれ。 今は多分45歳くらいかな。 工業系の短大を出た後、ホテルのフロント係をしていたのですが、芸能界入りを誘われ、最初はミラーシュの衣装さんをしていました。 ミラーシュというのは、ソ連のロックグループです。そのミラーシュのボーカルが抜けたので、その後に入り、イケイケの感じで歌っていました。
 
結構ヒットした歌を歌っていますが、最初のスタイルとは途中から変わり、しっとりした情感あふれる歌を歌い、人気があります。
 
YouTubeの、「求むるは勝利のみ」(Нам нужна одна победа)は、タチアナ・オフシェンコさんがメインで、バックでチェルシー(Челси)という日本で言えばTOKIOとかのようなアイドルユニットが歌っているのですが、バックの方が声が大きく、勇壮な感じになっています。