続・「偕行」にのっていた大正時代のフランス語混じりの変な軍歌

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申告します。大阪高射砲部隊大隊長 陸軍少佐の孫、愛国花子、ここに謹んで申告します。

昨日ご紹介した、「偕行」にのっていた大正時代のフランス語混じりの変な軍歌のことですが、囃し言葉の「リャン ト リャン」の意味がわかってしまいました。
あたしは、天才か? ほんと、偕行社に教えてあげたいです。

要は、これもフランス語です。つまり、「リャン ト リャン」は "Rien de rien" のことです。日本語では「何でもないよ」、みたいな意味のようです。これが「リャン リャン」となっても、"Rien, rien" で同じ意味。飛行機にのっても、宙返りなどしても、何でもないよ、というような意味だと思います。

沖縄の言葉では「なんくるないさー」みたいな。

ちなみに、"Rien de rien”というタイトルで、今は亡きフランスの有名な歌手、エディット・ピアフさんが、シャンソンを歌っていました。歌詞をのせると、音楽著作権に触れそうなのでやめときますが、「リャン」という言葉がたくさん出てきます。YouTubeには、当然のことですが、あがっていました。



あたしとしては、大発見。この件は、森たけ男さんのHPにでも、のせてもらおうかな。

たしかに三重県の民謡「桑名の殿様」の「アリャリャーンリャン」とは、全然違います。
こちらの系統の囃し言葉も、意外なところで、面白いのが見つかりました。
花のピュンピュン丸」というアニメ。ずいぶん年代物で、あたしのお父さんが若いころ流行ったアニメらしいですが。

これも、YouTubeにありました。



歌は財津一郎さん、本職はコメディアンと思えないくらい、歌がうまいですね。