資本論のブルース 「デバルト デカンショ」?

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ついに、ほんとにめちゃくちゃな歌を発見しました。

デカンショ 表題曲」でグーグルで検索すると、その歌を紹介したブログが、出てきます。

そのブログで紹介されていましたが、題名が「資本論のブルース」。でも、こんなめちゃくちゃな歌も珍しいです。

YouTubeにもちゃんとありました。



歌詞は掲示してはまずいかも、と思い、音楽著作権協会のデータベースをみてみました。

■内国作品■ 出典:PO(出版者作品届)
作品コード 018-1690-0 資本論のブルース
■ISWCT- 101.130.425-7

権利者情報 管理状況 演奏 録音 出版 貸与 ビデオ 映画 CM ゲーム 放送 配信 通カラ 注意
No. 権利者 識別 契約 信託状況 所属団体
1 郷 伍郎 作詞 全信託 JASRAC
2 郷 伍郎 作曲 全信託 JASRAC
3 日音 出版者 全信託 JASRAC

「全信託」とはJASRACに全支分権を委託しているということで、だめみたいですね。

前奏部分で、尺八の音色で「ヒョー」といっている時点で、ものすごい演歌じゃん。いったいブルースとはどこのことでしょうか。

出だしが、「ゲバルト、デカンショ、ホイ!」というのが、さっぱり分かりません。「デバルト」ならきれいですが、「ゲバルト」って過激派じゃん。また、この「ホイ!」という掛声じゃ、民謡かなにかだし。

また、途中で「ヘーゲルマルクスエンゲルス」と歌っていますが、それ以外はまったく演歌の世界の歌詞ですし、歌い方も曲調も演歌そのもの。「ヘーゲルマルクスエンゲルス」という歌詞が、東京の盛り場で飲んだくれているような、前後の歌詞ともあっておらず、そう歌わないと「資本論のブルース」にならないのかな。歌っている人が、なかなかうまいのも、もったいない感じ。こぶしもグルグル回っています。

「上野、浅草、錦糸町」だって。あ~あ。