すずかけの木

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すずかけの木は、鈴掛の木、篠懸の木と書きますが、修験者が着物の裃みたいなものの胸につける丸い玉みたいな篠懸(すずかけ)に似た実がなるので、そう名づけられました。

別名、プラタナス。街路樹などで、よくあります。原産地 ヨーロッパ南西部からアジア西部で、明治の頃に渡来したとか。

東急田園都市線に「すずかけ台」という駅がありますが、すずかけの木がもともとはえてた訳ではありません。この駅名は東工大の要望によるものです。...東工大の歌、スズカケダーイ!



Wikipediaによると、
「当初『南つくし野』という名で開業する予定であった。しかし、東京工業大学が近隣に第二キャンパスを開設する予定であったことから、同大学が駅名に『すずかけ』という名を付けて欲しいという要望を行い、これが東急に採用されたことで現在の駅名で開業した。

『すずかけ』の名は、同大学名誉教授であった谷口修が、田園都市線では多くの駅名に植物名が付けられていることから当駅にも学問と関係の深い植物の名をつけては、ということで提案したものである。谷口は当初花言葉の中から捜したが良いものが見つからず、プラトンが開設したアカデミアに多く植えられていたというスズカケノキプラタナス)を駅名とすることを大学内で提案、賛成が得られたため、大学として東急へ要望を実施した。」ということ。

それにしても、なんでこんな丸い実がなるんでしょう。しかも何か繊維質に覆われて、結構固い感じ。実は、この球形果は長い柄の先に痩果が多数集まったものです。その数は千以上? とにかく、多いですよ、大井町線。あたしも、あの辺の世田谷のはずれの出身ですが。

だんだん、壊れてきたので、この辺で。