「愛国の花」の歌
なんという偶然というか、神様がわざと間違えるように仕向けたように思いました。「愛国の花」は、古関裕而作曲のきれいな曲です。戦時歌謡にしては、のどかで牧歌的な感じ。男の人は、女の歌だし、のんびりしていやだという人もいますが、この歌が好きな人も大勢います。
愛国の花
作詞 福田正夫 作曲 古関裕而
真白き富士のけだかさを
こころの強い楯として
御国につくす女等は
輝く御代の山ざくら
地に咲く匂い国の花
勇士の後をあとを雄々しくも
家をば子をば守りゆく
優しい母や、また妻は
まごころ燃える 紅桜
うれしく匂う国の花
御稜威のしるし菊の花
ゆたかに香る日の本の
女といえど生命がけ
こぞりて咲いて美しく
光りて匂う国の花
「まごころ燃える 紅桜」というのが、秘めた情熱をあらわしているようで良いですね。