「私は総理、でもポツダム宣言って読んでない」~馬鹿じゃないの


上はアベシンゾーVSポツダム宣言(前篇)というTシャツの柄です(このTシャツは2480円)。
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しんぶん赤旗(2015.5.23)より
「 『実に危険な政権だ』『これは国際的な大問題だ』―戦争法案の成立を狙う安倍晋三首相の歴史認識を追及した日本共産党志位和夫委員長の党首討論(20日)が国内外で衝撃を広げています。安倍首相が志位氏の追及に対し、戦後日本の原点となった『ポツダム宣言』(1945年7月26日)を『つまびらかに読んでおらず、承知していない』と述べ、過去の日本の戦争を『間違った戦争』と認めなかったからです。海外紙も報道し、ネットでの再生回数は、22日までに4万回近くにのぼっています。」

うーん、ここまで酷い総理大臣は憲政史上いなかったのではないでしょうか。 アメリカ帝国主義の犬、アベシンゾーは日本国憲法を知らず、ポツダム宣言も知らない、でもアメリカの言うことは全て良いことだ、日米同盟強化、安保法制を実現しろと言っているのです。 バッカじゃなかろか。

志位委員長の質問にまともに答えられない、他の党首、例えば民主党岡田代表の質問にもまともに答えられない、そしてアメリカに盲従している総理の推進している安保法制や日米軍事同盟強化が、日本と日本国民にとっていかに不利益をもたらすものかは明らかです。
既に「平和安全法制整備法案」と「国際平和支援法案」は閣議決定されていますが、これは「平和」と名前をつけているだけで、自衛隊の海外派兵を行い、戦争当時国に武器も燃料も補給できるようにするというものです。
「戦争にまきまれることはない」などと言っていますが、日本の自衛隊がまさに海外での戦争の当事者になるというものです。 まさに欺瞞だらけの法案といえるでしょう。

かつてアジア・太平洋戦争当時、日本陸軍は輜重兵部隊を使って糧秣、武器弾薬、資材など様々な軍隊の物資を輸送していましたが、この兵站をになう輜重兵部隊は標的にされやすく戦死者も多かったのです。 それはいろいろな証言でも出てきますが、戦記小説などでも「危険な輸送部隊」といった表現がよく出てきます。 
日本の自衛隊が輜重兵部隊の任務を担うならば、まさに戦死者の比率の高い任務をすることになり、自衛隊にリスクがないなどとなぜ言えるのでしょうか。
日本国憲法では、不戦の誓いの結晶を9条というかたちで残しました。 海外でもともと何も関係のなかった他国の軍隊に銃を向けるのか、あるいは銃をむけている相手国の軍隊に武器弾薬を補給するのか、そんなことを今の憲法は認めていないし、先の大戦で敗れた後、そんな国にしようと皆思わなかったのです。

アベシンゾーや自民党の追随者の妄想に、日本国民は付き合いきれません。 アベシンゾーとその一味は、とっと日本から出て行けばいいのです。 かれらに日本国の統治に責任を持つ資格はありません。