この怒りを自民党へ直接ぶつけてみました

 
東日本大震災の被災者を助け、復興を急がないといけないこの時期に、自民党の首脳部のあたまのなかには政局しかありません。
たしかに菅内閣は弱体であり、菅総理指導力も足りないのは確かでしょう。 消費税増税やTPPなど、反国民的なこともやっています。 内閣不信任を出されてもしかたないような内閣です。 しかし、今の時期に、政局を云々するのは国民不在と言わざるをえません。 自民党政権に戻ったら、日本の未来はまた十年遅れます。
 
そもそも、福島第一原発自民党原発推進策に基づいて、その路線上に親方日の丸であぐらをかいた東京電力が作ったものであり、共産党からの再三の注意、勧告にも関わらず、ロクな安全対策を行わず、地域住民の生命・財産を無視してきた結果が、あの事故になったのです。現政府は民主党が中心で成り立っていますが、現政府の責任もあるとはいえ、根源は長年の自民党原発推進であり、その裏には日本のアメリカへの政治経済の従属があって、ずっと自民党売国的政策をとってきました。 農民には米を作るなと減反政策をとる一方、アメリカなどからの輸入品を奨励し、日本の第一次産業を破壊してきました。
原発にしても、福島第一原発アメリカのGE社製の設備であり、その設置など技術面もGE社の関連会社が大きく関与しています。アメリカの支配層、金融資本、今日のネオコンに連なる闇の勢力が日本の反動勢力と結びついていることは、周知の通りですが、自民党はその人たちがM資金といった、これまた闇の資金をもとに作った政党です。 自民党は日本の政党であることは確かですが、その結党にはアメリカ当局が大きく関与しているのです。
 
その勢力につながる人たちが、なぜ今内閣不信任案を出すかと言えば、菅内閣脱原発を強く打ち出したことにより、危機感を深めたことによります。原発は日本のアメリカへの従属の象徴であるとともに、原発には利権がつきもので、原発推進派は原発利権の恩恵にあずかろうという人たちでもあります。
さらに、民主党のなかの困ったちゃんたちが、その動きに乗って政局をひっくり返し、あわよくば小沢首相実現とか考えて妄動しています。
 
結局、原発安全神話は今回の福島第一原発の問題で、まったくの幻想であり、原発推進派が言ってきたまやかしであったことが明らかになりました。それで、さすがに民主党政権も危険な原発は止めようということになり、浜岡原発の停止につながったのです。自民党公明党とその同調者は、そういう動きに危機感をもち、何とか民主党政権を潰して原発を停止させないようにしたいのです。自民党は、いろいろ理屈をこねていますが、原発問題で東電を批判したり、原発推進は間違っていたと言ったりしたでしょうか。河野太郎さんあたりが、多少発言していますが、公式談話ではありません。とにかく、どー考えても、自民党は許せません。
 
ということで、もはや直接行動。
「同志よ、ついてこい」 というわけで、党第一書記のあたくしハナコ・レシチェンコを筆頭に、同志ジューコフ、同志スルツカヤとともに出かけました。
都内某所の駐車場に止めてあった、自家用車にスピーカーをつけ、永田町まで。もちろん、バズーカとか物騒なものは積んでいません。
 
しかし、スピーカーはドイツ製の安いやつで、借りものです。バッテリー内蔵で、マイクとオーディオケーブル用の端子がついています。これを屋根に乗っけるのに、ちょっと苦労しましたが。なにせ吸盤で固定していますので、あんまり早く走ると外れる可能性があり、上からさらにガムテープを貼りました。ああ、貧乏くさい。
 
さあ、出発。と思ったら、やけに警察が出動しているんですけど。KO大学のパレードですって?
 
 
いきなり出鼻をくじかれたあたしたちは、右翼なら軍歌を鳴らすのでしょうけど、そういうのはないので、Татьяна Овсиенко(タチヤーナ・オフシエンコ) さんの名曲Капитан(カピタン)などをやや控えめに鳴らしながら、永田町へ向かったのでした。
 
永田町に着き、さあ、いよいよアジテーション
 
原発推進自民党・谷垣総裁は、国民の前に姿をあらわせ!」 おっ、今日はかまずにすんなり言えました。
 
何やら警察の方のような人が出てきたのですが。。。
「困りますね、ときどき無届デモとかあるんだよねー」だって。
宣伝をするなら、警視庁に届けてからにしてくださいとか言われました。 なるほど、一理ありますね。
 
やむなく、あたしたちは引き揚げたのですが、途中ちょっとカフェで一服。
 
 
^^; 同志よ早く注文しろ、ちゅうの。 なーんてね。