頭は雲に隠れてる

出張とかで東京からどこか西に行く時、または東京に戻る時、夜は別ですが、新幹線の窓から見る富士山の様子が気になります。
 
もし富士山がきれいに見えれば、気も晴れます。反対に曇って見えないときは、なんだかなーという感じ。
新幹線の席を予約する時には、二人掛けの窓側でないと、富士山を見ることができませんので、全く余裕がないときは別として、大抵二人掛けの窓側にします。そして富士山の見える新富士駅のあたりでは、パソコンなどは触らず、窓の外を見るようにしています。気付いたら、通り過ぎていたなんていうことも、以前はありましたが。
 
でも、昔の人は、歩いて東海道を行ったのですから、富士山の姿はずっと長くみえていたのでしょう。今のように高いビルもないので、結構手前から見えたかも。
 
日本橋を出発して、藤沢、三島とかを通り、静岡の富士山の見える辺りを過ぎて、越すに越されぬ大井川。そこを越して、浜名湖でうなぎと夜のお菓子うなぎパイを食べた後、豊川稲荷に参拝、岡崎を過ぎればやがて名古屋の鳴海。 ここまでで何泊するのでしょうか。
 
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お江戸日本橋、今は日本橋の橋は高速道路の下にあるけど、昔は広重の絵にあるようなおもむきのある橋だったのね。今も、日本橋の辺りの川辺には船がつないでありますが、昔はこういう船ではなくて、木でできた漁船のようなやつだったのかな。
 
品川辺りまでは、お江戸という雰囲気だったでしょうけど、その後はどうだったんでしょうか。特に、熱海の辺りの今は新幹線でトンネルだらけの場所とかは。もしかして山道だらけかな。そりゃ、そうでしょう。天城越えとかあるくらいだし。おいはぎとかでそう。
 
富士山も、↓のようなのだったら、道中が足取り軽く行けたでしょうが、天気にもよりますよね。
 
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♪旅ゆけば~、駿河の国に茶の香り~。あれは名代の東海道。 芝で生まれて神田で育ち、いまじゃ清水の次郎長と、、、違うかな。 まあ、いっか。
 
いよっ、旅姿三人男。 ディックミネ。 なーんてね。
 
でも、もしも下のような富士だったら、どうなんでしょう。
 
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Oh! No! 頭を雲の上に出しているはずの富士山が、頭を雲に覆われている。 頭が雲に隠れ、裾野は割とはっきり見えている。
こういう富士山は、何富士っていうの? 隠密富士。 ステルス富士。 でも裾野が見えてるので、完全には隠れていません。 頭隠して、裾野隠さず富士。。。 なーんてね。