クリスマスからお正月の間が短すぎる

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クリスマスだったと思いきや、もうお正月モードです。年賀状を昨日やっと出したら、次はおせちの心配。

だけど、なぜ日本人はクリスマスを祝うのでしょうか。森たけ男さんのご親戚の森ちゃんさんによれば、クリスマスを日本で初めてサンタクロースに扮して祝ったのが、原胤昭さんという元与力の人だということです。
原胤昭さんは、南町奉行所の与力でしたが、明治になってからはクリスチャンになり、銀座の十字屋(最初は洋書屋さん兼出版社でした)を創業、また原女学校というミッションスクールを設立しました。原女学校は、女子学院の前身の一つということですが、その原女学校で行事としてクリスマスを祝い、原胤昭さんはサンタに扮したのだそうです。でも、その格好は今のサンタの形ではなく、裃をきていたそうですので、大分違っていました。
ちなみに、原胤昭さんは、いろいろエネルギッシュに活動していたらしく、十字屋で福島事件を風刺した本を出版すると、逮捕されて入獄、そのとき囚人への待遇が余りにひどいことを身をもって知り、後に刑余者の保護、更生に尽力し、日本初の教誨師になったそうです。

最初は、こうしてクリスマスはキリスト教のかなり強烈な信仰の人が祝っていたのに、今は普通のキリスト教とは関係ない人が年中行事のように考えています。とくに、(肉食系の)男性にとっては恋人に高級レストランでごちそうするとか、その後の・・・で、ハッスル、ハッスルの特別な日のようです。

ケーキは24日の夜を境に、値段が暴落、コンビニでは25日以降は半値になります。チキンのモモ焼きも同じ。あ~あ、もったいない。

スーパーにいくと、もうすでにおせちのコーナーは、人だかりができ、忙しい人用には「おせちの予約を承ります」なんていうのもあるし。結構、予約している人がいるのかな。

あと、気付いていない人もいるかもしれませんが、お正月用に生け花などのコーナーもいつもとはだいぶ変わっています。

クリスマスがすむと、沢山の洋風の食材が捨てられ、急にお正月用に和風の食べ物が大量に消費されるというのは、どうなんでしょうか。切り替えが早すぎるー。ものがもったいなーい。

いっそ、お正月も洋風にするとか、逆に日本には日本のクリスマスがあるさって、和風にするとかってないの?

七面鳥の焼き丹波黒豆和え、田作り入り海鮮サラダ、たこ焼きの入ったケーキ・・・

食べたくないって? 特にあたしの作ったものは、ですって? 失礼な、これでも目玉焼きとかお好み焼きは普通に作れます。それは料理じゃない?