神社に咲いていた瑠璃茉莉
これは、瑠璃茉莉(るりまつり)という花。とある神社の鳥居の脇に咲いていました。一瞬、まだアジサイが咲いている??と思ったのですが、よく見ると違いました。
この花、あんまりというか、全然有名ではありません。もっとも、知っている人は知っていますので、この花の名前をつけたお店などもあります。名前から来る印象からか、女性用のアロマサロンでそういう名前の店があるようです。こんな名前で、暴走族がいたら、多分レディースでしょう。瑠璃茉莉、4649(よろしく)。なーんてね。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/aikokunohana1938/20010101/20010101020210.jpg)
瑠璃茉莉の瑠璃はガラス、茉莉は下に花をくっつければジャスミンですけど、花の色が薄い青ですので、何となく透明感があるような命名です。五弁の花が可愛いのですが、横からみると花弁は細長い漏斗状になっています。
日本では、殆ど無名な花ですが、アフリカでは民間薬の原料になるそうで、腺病、浮腫やマラリア、傷などの手当にも使われるとか。もともと、プルンバゴという名前自体、プルンバンという鉛をあらわすラテン語からきていて、鉛の毒の解毒剤として使われていたそうです。
きれいな花で、なおかつ解毒作用もあるなんて、珍しいですね。