旧ソ連「勝利の日」歌手の人生

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こんばんは。ハナコ・レシチェンコです。なーんてね。

旧ソ連時代から「勝利の日」の大歌手として有名な、レフ・レシチェンコさん。その彼に関する随分前のニュース(ほとんど日本では誰も気にしていないと思いますが)で、変なのがありました。

なお、以下はオランダのHPからの機械翻訳で、かなり滅茶苦茶ですので、笑わないでね。

http://forum.fok.nl/topic/1116726

ビクトリアKOBLENKO :最初の裸のプレイボーイそして赤ちゃん! 

(16-1-2008) Victoria Koblenko heeft grootse plannen! 

グランドビクトリアKoblenko予定しています! 

Ze gaat Nederland verlaten!

彼らは、オランダになる! 

Zij reist namelijk haar nu nog bij FC Groningen voetballende vriend Lev Levchenko achterna als hij volgend seizoen in Qatar gaat spelen.

彼がカタールでプレーすることです彼女は今までのFCグローニンゲンサッカー友達Levchenkoレフで、来シーズン後に伝わる。 

Maar het afscheid van Victoria zal niet onopgemerkt blijven, want ze doet waar veel mannen al jaren op hopen: ze trekt al haar kleren uit voor een naaktreportage in Playboy om afscheid te nemen van ons land.

ここでは、多くの男性にされている場合はビクトリアの出発見過ごさ、別れたりはしないということは、我々の国に言ってプレイボーイでヌードを撤回するルポルタージュのすべての彼女の服を期待したい。 

??? すみません。混線してますけど! どうもビクトリア・コブレンコという女性(オランダの女優兼プレゼンター兼コラムニストらしい)が、プレイボーイ誌でヌードになる噂があり、同時にサッカー友達のレフ・レシチェンコさんがオランダでサッカーをやっているのですが、来シーズンはカタールでプレーする云々 ???

どうも、サッカー選手であるレシチェンコ(Evgeniy Levchenko )という別人とビクトリア・コブレンコさんの話のようです。

それにしても、レフ・レシチェンコさんて、ミスター「勝利の日」で、「勝利の日」ばかり歌っている歌手のように思われがちですけど、別にそういう歌ばかりではなく、ロマンチックな歌も歌い、最近では若い女性歌手とのコラボなどいろいろやっているようです。

<アルスーさんとのコラボ>


このレフ・レシチェンコさんは、1942年2月1日モスクワ生まれで、父はソ連軍の軍人。まさにモスクワ近郊で戦った軍人さんの息子なのですが、実のお母さんは2歳のときに他界しています。その母方のお祖父さんは、会計士だったそうで、その人が音楽に造詣があり、身近にあったバイオリンで音楽に開眼したらしい。それで、少年時代には合唱団の活動をしています。レフ・レシチェンコさんは、正式な学校に入るまでは、工場で整備士の仕事をしたり、兵役で軍隊に入って戦車にのったりしたらしいのですが、舞台芸術の道に進むべく、GITIS(ロシア国立舞台芸術アカデミー)に入ります。最初はオペラの世界にいたレフ・レシチェンコさんはその魅力で女性ファンも多かったのでしたが、1970年にソロ歌手になります。

ソロ活動後は、早くも1972年にソポト国際音楽祭で受賞しています。また、1975年にはコムソモールの賞を貰います。ブレジネフさんか誰かが、良い奴いるじゃん、と見つけたとか。と言いますのも、当時戦勝30周年を祝うため、ソ連は積極的な準備活動を行っていました。まさに、オペラ出身で甘い歌声と笑顔が魅力的なレフ・レシチェンコさんは、その華やかな雰囲気に合っていたのでしょう。当時のソ連では、余り考えられないようなタイプの歌手だったのではないでしょうか。意表をついたレフ・レシチェンコさんの「勝利の日」歌手への登用、それは大成功だったと思います。

レフ・レシチェンコさんは、別に「勝利の日」だけでなく、多くのヒット曲をもっています。レフ・レシチェンコとスペクトラムなんていうグループも作りました。最近では若い歌手とのコラボもしています。でも、あまりに「勝利の日」の印象が強く、毎年対独戦勝利の日には「勝利の日」を歌っているのです。

レフ・レシチェンコさんも、すでに67歳。でも、まだまだ現役で、歌手以外にも実業家、音楽芸術の教育家、バスケットチーム主宰など、いろいろ活躍しているようです。

最後に、あたしが抱いたまことに失礼な疑惑。最近の「勝利の日」のレフ・レシチェンコさんの歌は口パクではないかということですが、それはYouTubeにあった、2007年の「勝利の日」の音声と画像がズレていたことから起きたものです。でも、レシチェンコさんの横で歌っている人たちの口元も同様にズレてますし、もともと画像と音声がズレて編集されているようです。

<2007年の「勝利の日」>


2009年のクバン・コサック合唱団をバックにした「勝利の日」で、やはり本当に歌っていることが明確に分かりました。2009年のは、少し声が裏返ってます。そんな歌を口パクで出すはずありませんし、会場にいた人たちが涙を流していたのも、本当の歌声ならではと思います。

<2009年のクバン・コサック合唱団との「勝利の日」>


レフ・レシチェンコさん、ごめんなさい。