高射砲の象限儀
こんばんは。ハナコ・レシチェンコです。なーんてね。
あたしがロシア人じゃないかと思っている、あなた。それは誤解です。純粋な関西系日本人です。DNAを分析していったら、先祖は明石原人だったりして。そこまでさかのぼれないかな。
家にあるもので、また面白いものがありました。でも、これは何だか、あたしにはすぐ分かりました。ちなみに、うちのお父さん、お母さんともに分かりませんでした。みなさん、分かりますか。
まず、下のような状態で、箱に入っていました。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/aikokunohana1938/20010101/20010101004030.jpg)
これは、分度器の一種かな? と思った、あなた。惜しいです。
ステンレスでできているのか、錆びていません。でも、触ると鉄の匂いがします。
ステンレスでできているのか、錆びていません。でも、触ると鉄の匂いがします。
下は、立てたところを上からみたものです。油のような液体の入った水準器が付いています。液体の中の気泡で水平かどうかが分かるというもの。この手のものは、今でも測量器具でありますね。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/aikokunohana1938/20010101/20010101004040.jpg)
大きなねじ回し式のノブがついていて、それを指で回転させると、角度が変わり、水準器をつけているアームが動きます。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/aikokunohana1938/20010101/20010101004050.jpg)
これは、高射砲用の象限儀といい、射撃諸元設定のための器具、早い話が砲身の角度を合わせるための器具です。