対独戦勝利の日、ちゃう?

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昨日5月9日は、旧ソ連の対独戦勝記念日ナチスドイツは、敗れるべくして敗れました。

ヒトラーは、ドイツ国民から一時熱狂的な支持を受けましたが、それは「嘘でも百回言えば本当になる」というプロパガンダ、あらゆる言論統制を含めた徹底した国民生活の抑圧とゲシュタポのような秘密警察の横行が裏にあり、第二次世界大戦中には「ワルキューレ」の映画にあるようなドイツ軍人による暗殺計画が実行されるまでにいたりました。

ナチスドイツは、1941年の「バルバロッサ」作戦など、一時はモスクワ近くまで侵攻しましたが、結局ソ連軍によって撃退され、1944年にはヨーロッパにおける占領地域を次々と失い、最後にはナチス党とドイツ軍中枢が崩壊し、ベルリンは陥落しました。

今年で戦後64年ですから、終戦と同時に生まれたような赤ちゃんが今は64才。終戦時10才だったら、74才。終戦時に軍人だった森さん(推定年齢81才)が、なぜメールやブログができるのか不思議です。

対独戦勝利の日で、YouTubeにはモスクワのパレードなどの映像がアップされていますが、歌などは例年より控え目かも。レフ・レシチェンコさんが「勝利の日」をクバン・コサック合唱団をバックに歌っているのでは、歌声に涙する年配の人たちの映像など流れましたが、例年のような面白い映像は少なかったようです。

元気が良かったのが、"Bella Ciao, partisan song. Viktoria Daineko, Victory day 9. may in Moscow 2009."というもの。でも、「チャオ」って、イタリアの歌じゃ?



それにしても、陽気なパルチザンの歌ですこと。バックダンサーで、巨乳の女子が踊ってるし。

なんか「歌がちゃう、歌がちゃう、ちゃう、ちゃう、ちゃう」、イタリアの歌だよ~んって言ってるみたい。歌ってるのは、ロシア人なのにね。

もちろん、あたしはロシア人ではなく、正真正銘の大和ナデシコです。

ナデシコじゃなくて、レシチェンコだって? ちゃう、ちゃう。