まさか、香合の元の持ち主は・・・

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昨日、家の押し入れから、一辺が5cmほどの立方体の箱が出て来ました。

明けると、サイコロを型どった、小さな陶器が出て来ました。香合と言って、お香を入れる容器だそうです。お茶の道具の一つということですが、うちは誰もお茶をしませんので、甲東園のおじさんに聞いて、ようやくそこまで分かりました。全体が乳白色で、うわぐすりがかかり、中に「穂山」と銘が書いてありました。穂山さんという人が作ったのかな。
お父さんもお母さんも記憶にないと言っているのですが、前にお父さんが田舎から硯箱とか壺とか、骨董品をもらって来たことがあるので、その時に混ざっていたようです。

良く分からないので、近所の骨董屋さんに聞きましたところ、幕末くらいの京焼の香合だそうです。

サイコロのかたちをしているのは珍しく、骨董屋さんも、現物は初めて見たようなことを言っていました。でも、「素人さんの持ちものじゃないでしょうね」と言ってましたので、ひょっとして、あたしの先祖にその筋の人がいたとか。

新年早々、まずいものを見つけてしまったのでしょうか。幕末ごろじゃ、おじいさんも生まれていません。そのころ、光右衛門というご先祖がいたのは知ってますが。一体誰が、こんな香合を使っていたんでしょうか。

ヤバイ。ヤバイ。

あたしも、愛国お花として、世が世なら、壺ふりやってたりして。