嵯峨野を散策すれば紅葉がいっぱい(おまけ)

京都の柿で、代白柿というのがあります。江戸柿というものを品種改良したものだそうですが、これが大きくて、あまくて、みずみずしい。料亭などで、水菓子として出されることもあるとか。

つい、先日京都に行った折に、落柿舎の近くで売っていました。お店でも、もちろん売っていますが、露天の野菜販売コーナーみたいなところでも売ってます。

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柿ぬしや木ずゑは近きあらしやま


落柿舎には、松尾芭蕉さんのお弟子さんで、蕉門十哲の一人である向井去来さんが住んでいました。その関係で、こうした句碑も残っています。

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落柿舎の北側にある向井去来さんのお墓というのは、正確には供養墓で、本当のお墓は真如堂にあるそうです。
それにしても、小さく「去来」とかいてあるだけ。これも俳諧をたしなむ人にふさわしい侘びの心でしょうか。

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嵯峨野は竹林で有名ですが、結構紅葉がいろんなところにあります。祇王寺など、そのさいたるものですが、入りませんでしたけど、二尊院でも紅葉が門の外から見えました。あと、普通の民家でも、綺麗な紅葉のあるところがあって、勝手に写真を撮っている人がいましたけど、マナーとしてはどうなのかな。

それにしても、あの祇王寺の紅葉だらけの風景は、本当に印象に残りました。そして、このときとばかりに、カメラマン花子に変身したのでした。

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住宅地だけど、ちょっと里風情もある路傍では、柿のほかにも、柚子とかも売っていましたね。なんか、おばさん(失礼)たちが、群がっていました。あたしも、いずれそうなるのかな。ヤバイ、ヤバイ、なーんてね。

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