KYとは「危険予知」のこと、正しい日本語使いなはれ

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最近、KYという言葉が「空気読めない」という意味の若者言葉から、一般的な流行語となっています。

しかし、KYとは「危険予知」という意味で、日本の産業界では広く使われており、安全管理の重要な言葉です。あたしの会社は、製造業でもありませんので、「危険予知」というほどのこともなく、「宴会で飲みすぎに注意」くらいしかないのですが。あと、安全管理では、「ヒヤリハット」(ヒヤリとしたり、ハットしたことはないか、災害まで至らないが、その可能性があった事象を記録し、予防する)というのもあります。

お父さんに聞いたら、KYとは「危険予知」という意味なのは社会人の常識だということで、もともとの意味を知らない、つまり就業経験を持たない(お父さんはもっと過激な表現でしたが)「連中がはやらせたんやろ、正しい日本語使いなはれ」とのことでした。もともと、「危険予知」として長年定着していた言葉をまったく違う意味にしちゃ、大勢のひとが迷惑すると思いますが、マスコミは分かっているのかな。

これも日本語の乱れの一種でしょうか。

KYという言葉を「空気読めない」と言い出したひとや煽ったマスコミこそ、KY