レフ・レシチェンコさんとイオシフ・コブソンさん

イメージ 1

レフ・レシチェンコさんとイオシフ(ヨシフ)・コブソンさんは、どちらも「勝利の日」を赤軍合唱団のバックコーラス付きで歌うようなロシアの国民的歌手ですが、見た目からいろんなところが大分違います。
少し比較してみました。

レフ・レシチェンコさん             

家庭環境 

1941年モスクワ生まれ。お父さんはモスクワ攻防戦の当時のソ連軍人。おじいさんは会計士。お母さんは早くなくなったが、比較的恵まれた環境で育った。小さいときは合唱団で音楽に親しむ。
本人は若い時にやはりオペラ歌手と結婚するも離婚、その後再婚している。

学歴・職歴   

工場で整備士の仕事をしたり、兵役で戦車にのったりした後、ロシア国立舞台芸術アカデミーに入ります。最初はオペラ歌手だった。

転機

戦勝30周年を祝うための準備をしていたソ連で、ブレジネフさんに見出され、「勝利の日」を歌う歌手として白羽の矢がたてられた。ソ連の軍人の息子であり、オペラ出身で甘い歌声と笑顔が魅力的なところが良かったのかな。

歌声・歌い方

甘い歌声で、表情豊か。ややオーバーアクション気味。

服装

派手(もうかなり高齢なのに、白いスーツ、明るい青のジャケットを着たりする)

髪形

昔はオールバック風できっちり分け、今は普通(短い)。間違いなく自毛。

歌手以外の経歴

実業家、バスケットの団体の役員

ご存知、レシチェンコ流「勝利の日」は今年も。年取ってから、アクションが激しくなったかな。これで69歳?



イオシフ・コブソンさん (冒頭の写真は勿論、コブソンさんです)

家庭環境 

1937年ウクライナの鉱山の町の生まれ。ご両親はユダヤ系。小さい時から歌の才能を開花させ、コンテストに出たりしている。
ご本人は3回結婚している。誰かと似てますね。

学歴・職歴   

地質学や鉱業の勉強のために、専門学校に通っていた。

転機

1956年、ソ連陸軍で専門の音楽講師と出会ったのがきっかけで、音楽を天職とすることを決めた。1958年にはデビューしていますので、相当のキャリア。

歌声・歌い方

甘い歌声だったのですが、年取ってからは太く力強い感じ。表情普通。アクションは少なめ。

服装

それなりに派手

髪形

非常に怪しい。この人はマフィアという噂もあるほど、悪い噂があるが、最大の疑惑はカツラではないかということ。
1983年で既に白髪交じりなのに、いまは真っ黒だし。おかしすぎる。

歌手以外の経歴

国会議員

コブソンさんが、可愛い女の子とデュエットしているのがYouTubeにありました。



昔は、ロシアのフランクシナトラと言われたそうですが、髪型以外は共通点が多いかも。