風変わりな歴史系ホームページ

イメージ 1

千葉県のお城の情報を調べていて、どうもあたしの知り合いが関係していそうなHPを見つけましたが、これはすごくしっかりした構成でつくられています。

それは「手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会」のHP。http://www.matsugasakijo.net/

歴史の研究の会というよりは、市民団体なのかな。柏の文化財に指定されている松ヶ崎城址をこともあろうに、その地主が勝手に工事をはじめて破壊しそうになったことがありましたが、柏市は地主と交渉せずに、いきなり工事差し止めの仮処分を裁判所に訴えるなど、変な対応をして火に油を注ぎ、大問題になったとき、この会が割って入って、工事を中止させたのでした。

だから、歴史の研究だけしている会ではなく、地元の住民の自治会や商店街などにある程度影響力がある団体のようですが、その泥臭いところが多少HPからも垣間見えます。

だいたい、お城祭りといって、地元の人たちが演者なのでしょうが、和太鼓演奏とかどじょうすくい、演歌、洋楽など、出しものをするというのは、まるで秋祭りのノリです。

あと、なぜか「おもてなし隊」とかいう頁をつくり、音楽素材をのせています。これは、メニューの「会の紹介」をクリックすると出てきます。あまり宣伝する気がないようで、前面に出していません。

音楽素材などは有料と書いていませんので、無料なのでしょう。使ったら報告とかいう義務もありません。

題名をみると、何ですかね、こりゃ。

アベマリア
うさぎとかめ
お江戸日本橋
かえるの歌(ドイツ民謡)
木曽節(長野県民謡)
航空兵の歌 (陸軍士官学校発祥の歌)
小諸馬子歌(長野県民謡)
黒い瞳の (ロシア民謡) オルガン
早春賦
紫竹調 (中国民歌)
シャローム (イスラエルの民謡 :讃美歌ではありません)
大漁節 (千葉県民謡)
チャオ・ベラ・チャオ (邦題は「さらば恋人よ」 戦時イタリアの抵抗運動歌)
遠き国や (聖歌397番)
特幹の歌 
トロイカ ・・・

歌に統一性がなさすぎる。著作権がついていないやつということですが、童謡、民謡、讃美歌、軍歌、ジャンルも広すぎます。
なぜか、このなかでシャロームという歌にひかれます。イスラエルと書いてありますが、パレスチナの古い民謡のようです。シャロームまたはサロームは平和という意味だそうです。



きれいな澄んだ感じの歌ですね。

そういう歌だけでなく、HPで特幹の歌が素材でゲットできるのは、ラッキーですが。。。実は、森ちゃんさんがその会の代表役員をやっているようなのですが、本人がHPを作っているのかな。音楽素材に洋楽系が入っているところからみて、なんかあやしい。

歴史の会のHPに音楽素材。ちょっと、珍しいですかね。