十一哥
中国の南の方や、東南アジアとかですと、日本では想像もできないようなおかしなことがあります。ニセモノは一杯ありますが、タイでは丸井のニセ店舗がありました。お店自体がニセモノというのですから、豪快ですよね。あと、自動車の運転が滅茶苦茶。 交通ルールはみんな破っているので、高速道路は不意に1mくらい前を車線変更して割り込んで来る車がいたり、信号は当然のように無視するので、交差点では事故が絶えません。
歌とかでも、すごいのがあります。「十一哥」という福建語、台湾語の歌。広東語バージョンもあります。これは、何とも言いようがない歌ですね。ロック調演歌、あるいはコミックソングという感じ。国民性なのでしょうか。もし、生真面目な人が聞いたら、「ふざけるな」と激怒しそうな感じ。なんか、のどかで笑っちゃいます。
おとなしめのものは、マレーシア福建歌謡歌手の張美玲さんのもの。いかにも、のんびりしています。
あと、鄭錦昌さんという1960年代から1970年代に人気のあった方が歌っています。香港の歌手なのかな。この人は広東語ですね。でも、マレーシア系のようです。
"Cheng Kum-cheung (鄭錦昌) and Chan Chai-chung (陳齊頌) were two popular Cantonese singers who specifically targeted the younger generation."
と、どっかのサイトにありました。
最近のご本人が出ているものもあります。今は相当お年と思いますが、やっていることは滅茶苦茶。
あたしの知り合いの、城なんとかというおじいさんと同じみたい。
あたしの知り合いの、城なんとかというおじいさんと同じみたい。
潮汕歌という民謡のなかにも、同じ歌があります。
この歌い踊っているおじさんは、方展榮さんといい、香港のオペラか何かの歌手だった人です。おどけていますが、結構有名な人みたい。でも、他にもこの人のは、変なのがあります。
とにかく、中国南部は垢ぬけない、人間らしい、良いところみたい。でも、暑いと頭がぼーっとして、やる気がでないし、聊斎志異みたいに、家の中に蛇が入ってきたりじゃ、困るなあ。