東京十社めぐり、あたしは三つの神社だけ

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十月十日は、東京十社めぐりの日だそうです。その十社とは、日枝神社根津神社・芝大神宮・神田明神白山神社亀戸天神社品川貴船社富岡八幡宮王子神社赤坂氷川神社といいます。

最近、会社の仕事などで遅くなることが多く、反動で休みの日も家の近くにいます。車で東に向かい、船橋やもっと向こうの田舎に行き、野菜の直売所を覗いてみたり。たまには、休みでも江戸川を越えましょう。今日は東京に行く用事があり、たまたま東京十社めぐりの日でもありますので、ちょっと神社に行ってきました。これは「ついで参り」というやつでしょうか。神様、ごめんなさい。

まず、芝大神宮。この辺は、良く知っています。ですけど、芝大神宮にお参りするのは、三回目くらいかな。行ってみると、何やら人だかりが。やっぱり、東京十社めぐりの日だから? ではなくて、結婚式をやっていたのです。

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生姜塚というのがありました。なんで「生姜」なんでしょう? 芝神明「だらだら祭」でも、生姜を売ってたみたいですが。昔、芝では生姜づくりが盛んだったから、生姜が名物なんだとか。

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東京の日本橋に用事があったので、戻ることに。丸善では、もう来年の手帳やダイアリーの販売をしていました。まだ、新しい手帳を買う気分にはならず、補充用のメモ紙だけ買いました。5百円で十セットはいってます。用事をすませると、3時過ぎになっていました。

日本橋から近いのは、神田明神門前仲町富岡八幡宮、あたしの家は村上源氏で八幡様が氏神になりますから、富岡八幡宮に行くことに。東西線ですぐに着きます。

でも、ここもあんまり参拝客がいません。お参りしようとしたら、お母さんと小さな女の子二人が、先にお参りしていました。小さな女の子が、お母さんのお参りの仕方をみて、同じ格好をしています。かわいい。

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この富岡八幡宮は、相撲関連の大きな石碑があったり、伊能忠敬さんの像があったりして面白いです。境内の隅に弁天池があり、弁天様がまつられています。その横に、花本社という末社があり、なんと祭神が松尾芭蕉さん。

神社の人が社を掃除していたので、「花本社はどこですか」ときいたところ、まさに掃除していた社でした。

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富岡八幡宮には、あと木場の角乗りの石碑などもありました。東西線木場駅付近には、昔「木場」と呼ばれる貯木場がありましたが、戦後埋め立てが進んで、そのあたりも内陸になると、新木場に移りました。門前仲町の隣の木場には、その「木場」の跡地の一部が公園になっています。

富岡八幡宮を出ると、4時を過ぎていました。あと、一社まわるとすれば、亀戸天神なら大丈夫。バスで亀戸へ行けますし。

亀戸天神菅原道真さんを祀り、学問の神様で有名。受験生の神様? なぜか、門前に船橋屋という有名なくずもち屋さんがあります。お土産はおせんべいもあります。合格せんべいだって、ほんとかな。

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ここにも、松尾芭蕉さんや服部嵐雪さんたちの句碑がありました。

志はらくは 花の上なる 月夜哉

この句は、森たけ男さんのブログ「海鷲よ甦れ」でも小金の妙典寺の句碑に刻まれていると紹介されていました。


所変わっても、俳句は同じ。他にも浮世絵師さんとか、いろんな人の石碑もありました。

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句碑をめぐっても、面白いブログになるかも。