麻生自民・公明党政権をみんなで倒しましょう

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麻生政権がやったこと、それは国の財政をさらに圧迫し、にっちもさっちもいかないようにしておいて、一方では定額給付金というような愚策を臆面もなく出し、「貧困層」とさえいわれる本来救済されるべき国民の階層に対しては、有効な救済策をだせないどころか、郵政問題では特別背任容疑の西川社長を結果的に擁護するという奇妙な行動をとって、鳩山総務大臣を更迭、いたずらに内紛ばかりを行ってきました。

もちろん、そのまえからのつけも大きいのですが、この暗愚な総理大臣のもとで、実は国の財政は殆ど破綻しているのです。少し前の毎日新聞の記事には、以下のようにあります。


'''09年度一般会計 戦後初、国債が税収上回る 巨額補正で'''
                                                 (4月10日2時31分配信 毎日新聞)


税収と国債発行額の推移
 政府・与党が10日に決定する過去最大規模の追加経済対策により、09年度の一般会計の総額は100兆円を超え、国の借金に当たる国債の発行額が戦後初めて、税収を上回る見通しとなった。景気の底割れ回避のため、歳出拡大を加速させる一方、企業業績の悪化から税収が大きく落ち込むことが響いた。小泉政権以来の歳出削減、国債発行抑制路線からの決別が改めて浮かび上がった。
 追加経済対策について麻生太郎首相が「財政支出でGDP(国内総生産)比2%(約10兆円)超」と指示したのを受け、与党が9日、財政支出15.4兆円、事業規模56.8兆円とする対策案をまとめた。政府が10日決定し、今月末にも09年度補正予算案を編成する。
 補正予算の財源は、「霞が関埋蔵金」と呼ばれる財政投融資特別会計の積立金の取り崩しで3兆円超を捻出(ねんしゅつ)するほか、09年度当初予算に計上された経済緊急対応予備費(1兆円)を活用。残る10兆~11兆円を建設国債赤字国債の発行で賄う。
 09年度当初予算の一般会計の総額は、過去最大の88兆5480億円。新規国債発行額は約33.3兆円で、今回の補正に伴う上積みによって43兆~44兆円程度になる。一方、09年度の一般会計税収見通しは約46.1兆円。だが、景気の落ち込みによる企業業績の悪化などで、数兆円規模の税収の下ぶれは避けられず、国債発行額を下回る見通しとなった。


つまり、国の借金である赤字国債の発行を、これまでは抑制しようとしてきたのですが、麻生政権になってその路線を転換、また赤字国債の発行で予算の一部をまかなおうとしたものです。
新規国債発行額は約44兆円なのに対し、一般会計税収見通しは約46.1兆円。それも昨今の不況で当然税収は落ち込みますから、もはや借金が実収入を上回りそうだということ、そもそも国や地方自治体の借金は1300兆円もありますから、借金の上に新しい借金がボンボンのる形。

一方、国民の暮らしは、この不況もあって悪くなる一方で、企業倒産もいろいろニュースに出てますし、よく聞くのは「仕事量が減った」、「単価を安くさせられた」という中小企業の悲鳴に似た言葉。労働者も派遣は言うまでもなく、正社員でも首切りや違法な残業カットなども横行しています。

トヨタなど大手があんなに赤字になるなんて、半年前までは予想もしていなかったでしょう。この急激な景気悪化でも、麻生自民党がなにかやったでしょうか。緊急融資のようなカンフル注射的な対処療法を除けば、何も有効な打手を打てていないのが実態だと思います。おまけに二年後に消費税税率引き上げを持ち出し、殆ど対策を先送りしているのです。

公明党も、定額給付金はやけに御執心だった(裏があるといいます)けど、それ以外は特に政策提案するでなし、所詮お家大事、創価学会大事の政党なのです。

この不況でも、ろくな経済対策もできない、解散すらいつやるのか明言もせず、ヘラヘラしている首相など、日本には必要ありません。見ていて不愉快になるくらい、自民党のあほな代議士が西松建設や女性問題など、山ほど下らないことをしていますが、首筋にピストルでも突き付けないと分からないのでしょうか。いや、議員宿舎に砲弾を撃ち込んでも、分からない議員もいるでしょう。ちょっと失言、許してね。

あたしたちは、平和を守り、民主主義を守る立場から、旧陸海軍軍人や自衛隊の人たちとも連携して、麻生政権を倒し、あたらしい日本を建設するための活動を行っています。まだまだ、小さなものですが、火花(イスクラ)が散って、おおきな炎となるように、まずは都議選からコツコツやっていきますね。

エイエイオー! なーんてね。(掛け声がちょっと古かった)