ゴミ置き場に落ちていた?迫撃砲弾

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こんなニュースがありました。

読売新聞によると、

新宿のゴミ置き場に迫撃砲弾、陸自も出動…火薬・信管なし
 
2008年12月19日(金)1時50分配信 読売新聞

18日午後3時頃、東京都新宿区住吉町のマンションのゴミ置き場に、「爆弾のようなものがある」と110番通報があった。

 陸上自衛隊の不発弾処理隊が処理に当たったところ、81ミリ迫撃砲の砲弾と確認された。火薬、信管とも入っておらず、爆発の恐れはなかった。警視庁牛込署によると、砲弾は旧日本軍が使用していたものではなく、陸自の処理隊が回収した。

ということです。

迫撃砲といえば。。。靖国神社遊就館に、こんなのがありましたが、これも迫撃砲ですよね。迫撃砲は、大きく湾曲した曲射弾道をとります。砲弾には、安定性を保つための羽根がついていて、大きくカーブして垂直に近く着弾します。だから、塹壕や障害物に隠れた敵を攻撃する、間接射撃向きといえるでしょう。砲口装填式火砲で、歩兵が持ち運ぶような砲です。それで砲兵ではなく、歩兵部隊に属することが多いようです。

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プライベートライアンでも、弾がなくなって、そこらに落ちていた砲弾を手で投げるというシーンがありましたが、あれも軽迫撃砲の砲弾だと思います。普通、野砲、カノン砲などの砲弾は、着弾して爆発しますが、プライベートライアンのは手榴弾のように投げていましたので、着弾して爆発するタイプではなく、発射してから何秒か後に炸裂するものでしょう。軽迫撃砲は、ドイツ軍がよく使ってました。

女のくせに、大砲とか砲弾に詳しすぎるって?

でも、砲弾を置いたのは、あたしじゃありませんよ。