首都東京から進撃しよう


Fall of Berlin with Soviet Anthem

今更ですが、東京都知事選挙小池百合子さんが勝ったけれど、自民党が敗北した事実は厳然としたものです。 それはなぜでしょうか。 もはや自民党には大都市で活動するパワーがなくなっているのです。 公明党の力を借りて延命しているのに過ぎません。 今回増田さんを担いで戦いましたが、集票マシンをフル回転させても彼らは及びませんでした。

残念ながら共産党の推す候補者も勝てませんでしたが、捲土重来を目指し今後に期待したいと思います。

それにしても、都知事選挙山口敏夫氏の応援演説をした篠原常一郎という男、元共産党中央委員会職員で、いわゆる職業革命家だった筈の人間が転落した姿を公然と晒しました。 篠原常一郎=古是三春で、軍事評論家を称していますが、共産党の後は右翼の新聞社や、民主党の秘書など転々とし、最近は共産党に関するわけのわからない本を出版するなど、かなりおかしげな人物です。 自民党新自由クラブ、あと新進党も渡り歩き、最後には業務上横領、詐欺で逮捕され、すっかり過去の人になった元労働大臣の山口敏夫氏が出馬するのも驚きでしたが、それに変なおまけまでついていた。

首都東京は暮らし、福祉など、都民の生活に関する課題が山積みです。 それをこつこつ解決するのに、パフォーマンスは要りません。 待機児童の問題一つをとっても、いままで共産党は非常事態という認識で緊急対策をとるように政府に迫ってきました。 そうした国民の生活に直接関わる課題解決に関し、何もやらないのが自民党公明党の政治です。 保育士や保育園が足らないのは、皆の共通認識でしょうが、具体的に早く対策を考えるのか、何もしないのかでは大きな違いがあります。

それと、やっぱり、政治家にはクリーンさは必要です。 色々な所から利権を得たり、裏工作ばかりしている今の自民党公明党などの政治にはきっぱりノーを突き付けましょう。 首都東京から彼らの居場所をなくし、策謀を粉砕して、国民の味方、民族独立、民主主義の勢力の拡大を図って行きたいと思います。